ついに最低気温は20℃以下に。
涼しいというよりも寒いくらいですね(^^;)
冬は室温で18℃~20℃程度になるようにしているので、温度だけで見れば冬の室温程度まで気温が下がるようになりました。
いつの間にかセミの鳴き声が弱くなり、スズムシやコオロギなどの鳴き声が主役に。空を飛ぶトンボの数も多くなり、昆虫の移り変わりからも秋らしさを感じるこの頃です。
そんな季節の変わり目である9月上旬から中旬にかけて行う作業が茶草場の草刈りになります。
草刈りスタート
茶草場農法で有名な掛川山東地区などでは冬に草刈りを行うのが一般的なようですが、家では9月の中旬頃までに行うようにしています。
これは時間的に少しゆとりがあること、枯れたカヤ(ススキ)は滑りやすく急斜面での作業が危険なこと、冬を乗り越える栄養分を蓄える期間を確保すること、などから今の時期に行うようにしています。
特に安全面への配慮は重要です。
ほとんど崖のような場所もあるため滑ってしまえば大怪我…。草刈り機や鎌を使用する作業でもともと危険性があるので、最大限の注意をしながら作業を進めています。
現在の茶草場はススキの穂が出始めたくらいの状態。秋らしさを感じる光景でもあります。
ただし、毎年この光景を見るためには最低年一回の草刈り作業が必要です。
草刈りを行わないと、繁殖力の強い植物ばかりが生えてきたり草地ではなくなってしまいます。植物や昆虫などの多様性を保つ効果があるのです(^^)/
草刈り後、刈った草はその場で乾燥させます。利用する場合は、完全に乾いた状態になってから畑に敷くため乾燥させるひとときも大切ですね。
この間は昆虫などの隠れ家にもなってくれます。
今年は少し早めに作業を始める事が出来たので、安全第一でこまめな休息も取りながら作業を進めて行きたいと思ます!