おはようございます。
昨日から赤焼病の対策として防除を始めましたが、なかなか寒さが厳しい一日でした。午前中には雪がちらつく事もあり、厚着をしていても体が冷えてきましたね(^^;)
今日は昨日以上に気温が下がりそうな予報となっていますが、引き続き防除作業を進めます。
というのも、赤焼病という病気は葉に出来た傷口から雨などの水滴を介して病原菌が入って来るとされています。
シカに踏みつけらた場所も多く、雨が降るとすでに発病している場所から周辺に広がる可能性も高まるため、雨が降る前に防除作業をしたいのです。
これは銅剤の特性も考慮しています。
銅剤はあくまでも病原菌の侵入を防ぐ効果しかありません。すでに感染している場合は、侵入している菌を退治することは出来ませんし、葉が変色した物に関してはどのような資材・方法であっても元に戻すことは出来ないのです。
雨により侵入して来るであろう病原菌から守るためには、雨の前に対策をする必要がありますね。
今週末には雨の予報が出ています。
赤焼病は感染後の潜伏期間が3週間近くなることもあり、時間が経ってから病気が一気に出てくる事もあります。
しかし、その時に対策をしても時すでに遅しです。
近年シカの踏みつけ被害が増加。それに伴うように赤焼病の発生も多くなっているので、念のために防除を進める事にしています。