おはようございます。
昨日はお昼過ぎから雨が降り始め、午後の早い段階と夕方に少し強い雨が降りました。
ただ、雨量的にはそれほど多くは無かったと思います。
少し物足りなさはありますが、それでも空気を湿らせ表土に潤いももたらしてくれたと思うので、恵みの雨に感謝したいと思います。
そんな3月の始まりですが、そろそろ春の肥料まき2回目を開始したいと思います!
今回も配合肥料を使用しますが商品は変更しました。
変更は肥料の高騰が主な理由ですが、春や秋の肥料は手を抜きたくありません。
というのも、春や秋の肥料はお茶の木の生育を長期間に亘って支える役割があります。短期間に肥料を補給させるのではなく、ゆっくりと栄養分を施してくれる土台になるのです。
肥料の補給というよりも土づくり的な意味合いの方が強いかもしれませんね。
そのため春や秋の肥料まきでは、配合肥料など有機質肥料が主体の物を毎年施し続け土の状態を維持するようにしています。
一方で夏の肥料まきは、収穫で失われた栄養分などをお茶の木の生育やその年の天候に合わせて補給する目的があります。
例えるなら春や秋の肥料まきは毎日の食事。
夏の肥料まきは運動後などの水分補給やケアという意味合いがあると思いながら作業をしています。
最後に
それぞれ目的が違うのですが、お茶の木は収穫後も生育を続ける作物であるため、元気に育つために必要な量の肥料は使用することが重要だと思っています。
もちろん過剰に使用するのは良くありません。適切な量を使用することが前提です!
お茶は葉物野菜のように収穫したら終わりではなく、果樹のようにもともと食べられるように作られた部位を頂く作物でもありません。
本来であれば光合成を行う部分を頂きその後も生育を続けるため、貰いっぱなしではお茶の木が弱ってしまうのです。
木の体の一部を頂きお茶をつくっている以上、貰った分や元気に育つために必要な量の肥料は適切に施したいと思っています。