日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

おおいわせの芽はより大きく

おはようございます。

昨日の雨は夕方から音を立てて強く降り続きました。夜中には完全に上がり、星空が見えるようになりましたが良い降り方の雨でしたね。

 

川の水も濁るほどではありませんがしっかりと増えています。

 

今日は今のところ曇りがちな天気ではありますが気温は高めです。雨上がりという事もあり、ムワッとした蒸し暑さを感じるほどの暖かさとなっています。

 

前回の雨の時は、気温が低くなりましたが今回は気温が高め。

そのため桜の開花もより進むのではないかと思います。かなり蕾が膨らんだ状態なので、気温さえ上がれば一気に咲くのではないでしょうか。

 

お茶の木も萌芽間近の状態まで芽が膨らむことでしょう。

 

おおいわせの芽

先日投稿した「おおいわせ」という早生品種の芽。

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その時投稿した写真が上の物になりますが、これは約1週間前の冷たい雨が降った時に撮影したものになります。

 

雨が上がってからも朝晩を中心に冷え込む日が続いていましたが、昨日の時点(午前中)では下の写真の状態となりました。

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僅かですが、芽が一段回大きくなり存在感が強まったと思います。

まだまだ小さな状態ですが、一部の芽はすでに葉を一枚開き始めてもいますね。

 

萌芽からこの状態になるまで時間がかかるので、今後の気温や天候次第では順調に育ってくれそうです。

 

やぶきたは約1週間から10日ほど生育が遅れるでしょうか。

地形の影響により冷たい空気が溜まりやすい場所もあるため、より生育が遅れる場所もあります。

 

明日以降の気温が大きく影響してくると思いますが、今年のお茶の萌芽は4月になってからとなりそうです。

 

ちなみに早生品種は生育のスピードが速いのではなく、早い時期(寒い時期)から生育が始まる事で結果としてその後の生育も早まります。

 

しかし、霜が降りた時の影響が大きいです。

前回の雨以降冷え込む日があり霜も降りたのですが、今のところ影響なく生育している事を見ると安堵しますね。