日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

2022年の一番茶は最終日に

こんばんは。

川根町上河内地区での一番茶は、本日終わりとなりました。

 

正味11日間の収穫・製造でした。

期間としては平年並みだと思います。

 

そして全体の収穫量は昨年よりも少し減少したでしょうか。

ただ、昨年中切り更新をした畑も多いので、それらが多少影響しているかもしれません。

 

機械のトラブルは多少ありましたが、お茶がダメになるような事は一切なかったため、この点は本当に良かったです!

お茶の芽も最初から最後までしっかりと粘り気のある状態であり、良いものが作れたと思います。

 

最終日のうちの収穫は、谷底の奥まった場所にある茶畑の収穫や四年前に植え付けた幼木園の初収穫。

そして晩生品種の「おくひかり」の収穫を行いました。

おくひかりは芽の緑色が他の品種よりも濃くさらにツヤもあるため、一目瞭然で違う品種だというのが分かります。

 

そして嬉しいのが幼木園の収穫(^^)/

四年前に植え付けを行い今回が初収穫となります。

収穫の位置はやや高めで葉を多めに残します。

 

芽の先端を刈り取ると枝数が増えるため、枝数を増やしたい幼木の管理としても必要な作業となります。

 

ただし、今後は収穫などは行いません。

しっかりと枝葉を伸ばし充実させることで、来年はさらに多くの芽を収穫できるようになるでしょう。

 

明日は茶工場の大掃除を行いホイロ上げとなります。

機械の掃除なので、怪我や事故には最大限気を付けつつ作業に取り組みたいと思います。