日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

一番茶後の管理は裾刈りと深刈り1回目から

こんばんは。

昨日は午後を中心に雨が降りましたが、今日は穏やかに日が射してくれました。

 

ただ週間天気予報を見ると雨の日が多そうですね(-_-)

朝と晩で予報が変わっている事もあるため予報が難しいのだと思いますが、雨が降る日が多いことを前提として作業に取り組みたいと思います。

 

また雨が多いと病気が出やすくなる傾向があります。

植物が感染する病気のほとんどはカビ由来なので、気温が上がり始め雨が降り葉が濡れた状態や高湿度な環境だと病気が出やすくなってしまうのです。

 

今年の長期予報を見ると、気温はやや高めで雨の日が多そう…という事なので、この点には最大限注意したいと思います。

 

そんな天気が気になる状況ではありますが、一番茶後の管理作業を本格的に始めました(^^)/

 

景色が大きく変化する予定

一番茶後の管理作業は、茶畑で行うほぼ全ての種類の作業を行う事になります。

 

様々な作業を進める必要があるのですが、まずは裾刈り深刈りから始めています!

 

裾刈りはお茶の木と木の間、畝間部分の枝葉を刈り落とす作業です。

歩きやすくすることで作業性を向上させるとともに、風通しを良くすることで病気などを予防する効果があります。

 

そして深刈りはお茶の木を大胆にカットする作業です!

いつもは低めの位置で行う中切り作業をしているのですが、今年はやや高めの位置で刈り落とす深刈りを行います。

 

作業的には少し楽になるかな…と思うのですが、管理作業の中ではトップクラスに疲れる仕事です。

また行う面積も少し増やすため少しヒヤヒヤしています。

 

ただし、良い芽を育てるためには欠かせない作業なので、毎年どこかしらの畑で行う必要があるのです。

今年は等高線に対して縦方向に畝を作っている畑は全て作業を行う予定。

そのため、この景色も作業が進むにつれて大きく変化していく事でしょう!