日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

一番茶芽が成熟しつつあるこの頃

こんばんは。

今日の川根町上河内地区は雨となりました。

 

朝起きた時点では降っていませんでしたが次第に弱い雨が降り始め、時々音を立てて降る事もありました。

小雨の時間の方が多かったですが、今日は外作業をお休みにして休息をとることに!

 

それなりには休めたので、明日からも頑張っていきたいと思います。

 

一番茶芽が充実

こちらの芽は、一番茶の収穫時に残してしまったもの。

だいぶ大きく育っています。

芽がしっかりとしているため、上から3枚程度の葉を収穫すれば良いお茶が作れそうですね。

 

その一方で、手元付近の茎は少し色が変化。

上の方の茎は黄緑色をしていますが、手元付近では少し茶色っぽさが出てきています。

 

これは茎が枝へと変化している最中になるのです。

下の方から徐々に成熟、茎は枝に、黄緑色の葉は濃い緑色で厚みのある状態へと変化します。

 

一番茶の収穫時に残したのは手元付近の茎や葉っぱになります。

この芽も成熟し始めているという事は、他の芽も成熟し始めていますね。

 

一番茶の収穫時に残したところが成熟し始めると、二番茶の芽も本格的に膨らみ始めます。

そして葉っぱの緑色がより濃くなると、いよいよ萌芽が始まるのです。

 

一番茶が終わってからくもりや雨の日続きでしたが、最近は晴れの日も多いです。今後も晴れの日がありそうなので、葉の成熟がより進むでしょう。

 

二番茶の芽が萌芽する時が着々と近付いて来ている事に少し焦りを感じつつも、同時に楽しみにもしているこの頃です。