日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

一番茶収穫から47日が経過した早生の畑

午前中を中心に青空が広がり、お昼過ぎからは雲が優勢。夕方からはにわか雨が降るという天気が続いているこの頃。昨日も一部地域で強い雨が降りましたが、上河内地区はギリギリ雨雲が避けて行きました。ただ、夜の間に少しは降ったようですね。

今日は夕方に少し雨が降りましたが、本降りには至りませんでした。

もっと降ることを覚悟していましたが、明日以降広範囲で雨が降る予報が出ている事を考えると、ここで雨量が抑えられるのは有難い事なのかなと思っています。

 

今年は気温が低めなこともあり、多湿な状況が続くと「もち病」が発生しやすくなります。もともとこの季節に発生しやすいのですが、気温が20~25℃程度だとより発生しやすくなってしまうでしょう。

 

やや気温が高めの方が「もち病」に関しては発生が抑えらえるので、今年はお茶の木をより注意してみて行きたいと思います。

 

47日が経過

二番茶は一番茶の収穫が起点となり生育が始まります。目安として45~50日程度経過すると二番茶が収穫できるようになる…とされています。

 

そこで今年の一番茶開始の日から経った日を数えてみると本日で47日でした。ちょうど目安のど真ん中になりますね。

47日が経過した畑は早生品種の「おおいわせ」と手摘みで収穫した一部分だけです。上の写真はその「おおいわせ」の畑になります。

 

まだ少し小さいように感じますが、確実に大きくなってきました\(^o^)/

収穫開始予定まで3日は確実に確保できるため、二番茶開始予定日までには程よい大きさに育ってくれそうです。

 

ゆっくりと進める事に…

ちなみに上河内地区での収穫開始予定は14日。一番茶収穫から51日目の日に二番茶を始める予定です。

今年は気温が低めなことが影響し生育に時間がかかっています。そのため、いつもよりも一番茶と二番茶の間が長めとなりました。

 

また大半の畑は現時点で一番茶の収穫から40日程度しか経過していません。

収穫の頃合いまで10日以上の生育時間が欲しくなることを考えると、二番茶が始まったとしてもどんどん収穫が進むことは無いと思います。

 

芽の生長を待ちながらゆっくりと収穫を進める事になりそうです。