こんばんは。
今日は午前中を中心に晴れ、お茶の木もしっかりと太陽の光を浴びる事が出来ました。午後からは雲が広がり梅雨らしい空模様になってしまいましたが、今度は直射日光が遮られることにより我々にとって優しい状態となりました。
日差しが強かったり気温が高いと暑くて作業が大変になるだけでなく、収穫した生葉の温度が上がりすぎてしまう事があります。生葉の温度が上がりすぎると変色してしまい、お茶に加工することなく廃棄処分。
そのため、収穫作業を進める上では少し曇っていた方が有難かったりしますね。二番茶シーズンは気温および湿度が高いため、収穫した葉っぱの管理により注意する必要があるのです。
二番茶は終了へ
今日で二番茶シーズンは4日目となります。
深刈りなどで収穫できる畑が減る事、芽が若い状態で収穫をするようにしている事から、一番茶シーズンよりも期間および正味の日数が少ないです。
一番茶シーズンは大体10~14日程度。二番茶シーズンは6~10日程度となります。そのうち雨などで休みになる日が一番茶は2日ほど。二番茶に関しては同じか少し多くなりますね。
そのため二番茶はシーズン期間としては1週間前後。収穫や製造を行うのは5日前後となりますね。
今日で上河内地区の二番茶は正味4日目となりましたが、5日目となる明日に終了を予定しています。(天候次第ではありますが)
一番茶と比べると圧倒的に短い期間であり、終わってしまう事に少し寂しさを感じます。
その一方で、何事もなくシーズンを終えられそうな事に安堵もしています。
二番茶の芽は気温が高く多雨多湿な状況下で生育するため病気が発生しやすいです。さらに雹などの天候の影響を受けるリスクも0ではありません。そのため、収穫があまりできない事もあるのです。
多分明日で二番茶は最終日となると思いますが、最後まで気を抜かずに取り組んで行きたいと思います。