6月27日より始めた浅刈り作業。本日無事に全ての畑で作業を終える事が出来ました(^^)/
これで三番茶芽が育つ土台が完成。あとは三番茶芽が育ち始めるのを待つばかりです!そして今後は、萌芽した三番茶芽を充実した葉っぱになるまでしっかりと守ることが重要になります。
萌芽し始めるのは7月下旬近くになってからでしょうか。天候によってはもう少し早まる可能性もありますが、来年の一番茶の出来を大きく左右する最も重要な期間が始まる事になります。
楽しみな気持ちと緊張が半々ですね。
浅刈り終了
本日は浅刈り最終日。管理している茶園のほとんどは山の斜面にあるのですが、本日は谷底にある茶畑での作業が主となりました。
良い芽が育つ環境ではあるのですが、谷底という事で朝露がなかなか乾きません。高湿度な環境下で葉が濡れている時間も長いため、どうしても病気が発生しやすい場所となってしまいます。
二番茶は芽が小さかったため(当時は)収穫しませんでしたが、今日の時点で葉を見ると一部の場所で「もち病」が発生していました。
もち病はカビ由来の病気の1つであり、新しく伸びた芽の葉っぱや茎部分に発生します。高湿度の環境で発生しやすくなる病気なので山間部ほど発生しやすくなり、天候などの条件によっては大きなダメージを受ける事もあるのです。
ただ、平地ではそこまで深刻な影響を与える病気ではないとされています。
写真の状態では収穫出来ないため、仮に二番茶シーズンに収穫できる芽の大きさであったとしても見送っていた可能性が高いですね。
今回の浅刈りにより病気が発生した部分はほぼ全て刈り落とすことが出来ました。これで伝染源となる部分を減らすことになりますが、100%防げるわけでは無いので今後も注意したいと思います。
来週は雨続きか?
今週は梅雨明けし強い日射しの日が届いていましたが、来週からはくもりや雨の日が続きそうな予報となっています。まだまだ予報が変わる可能性もありますが、雨が続く前に浅刈り作業を終えられて良かったなと思います。
茶草場ではようやくホタルブクロが咲き始めました。梅雨空が似合う花なのですが、今年に関しては青空の下に咲いていますね(^^;)
2年前は7月中はずっと雨続きで8月は少雨に高温。昨年は梅雨明けからしばらくは普通でしたが、8月は中旬頃を中心に雨続き。
今年も難しい天気になる可能性も高いと思うので、どのような状況になってもある程度は対応できるような準備をしていきたいと思います。