こんばんは。
今日は雲が目立つ空模様で今にも降り出しそうな状態にもなりましたが、とりあえず現時点までは雨が降ることはありませんでした。
現在進めているのは病気を対象とした防除作業なので、雨が降らないかヒヤヒヤしながらの作業となっています(^^;)
今のところ芽の生育は良く進んでいます。
しかし、先日までの雨により葉に症状が出始めていないだけで、病気に感染している可能性もあるでしょう。
多少の発生は仕方ありませんが、蔓延するとお茶の木の生育にも影響してしまうため、特に病気に感染しやすい時を狙って防除作業を進めている所になります。
ヘクソカズラは要注意
メインで行っているのは防除作業ですが、同時に目立つ草も手で取り除いています。
特に花が咲き始めている物や野イモのツルなどはしっかり取り除きたいですね。すぐに種ができ増殖する事も考えられますし、野イモ(自然薯)は今後ムカゴが出来る季節になるのでこちらも増えてしまうでしょう。
そして野イモのツル以上に厄介なのがヘクソカズラです。
ヘクソカズラはその名前の通り、臭い匂いが強い草になります。
どの草も多少匂いはしますがヘクソカズラほどではありません。少量であってもガツンと刺激的な匂いが漂ってくるのです。
そのため、この草がお茶の収穫時に混入してしまうと大変な事になってしまいます。
もちろん異物混入の観点から他の草も混入しないように気を付けていますが、ヘクソカズラに関してはその臭い匂いの影響もあり最大限の注意が必要になるのです。
またツル性の植物となるため、お茶の木の中の方でツルをあちこちに伸ばしている事もあり取り除くのがなかなか大変です。気付いた時には、それなりの大きさに生長している事もありますね。
今回はお茶の木の表面上にヘクソカズラの葉が出ていたため、早い段階で気付くことができ取り除くことも出来ました!本当に良かったです(^^)/
もし見逃していたりしたら…。
そのまま一年ほど生育すると、至る所からヘクソカズラの芽が伸び始め収穫時に混入するリスクがより高まります。また草取りの作業も大変になるため、早い段階で気付き取り除くことが出来て良かったです。
とは言え、気付かない所で生えている可能性も十分ありますし、他の種類の草も取り除く必要があります。
暑く日差しが強い季節になりますが、畑でお茶の木に向き合う日々にしていきたいですね。