日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

酷暑の茶畑と今後の作業について

本日も体温並みの気温に。

日中は島田市街へ出掛ける用事があったのですが、風が吹いていてもムワッとして暑いためかなり堪えますね。またアスファルトや建物の照り返しも感じるため、この点は山間部と多少違う点かなと思った1日でした。

 

もちろん山間部であっても気温が上がりますし直接受ける日差しは強いです。ただ、風が少しは心地よく感じますね。また夜どのくらいまで気温が下がるのかが気になる所です。

 

日中は連日35℃越えの気温となっていますが、実は今年はまだ熱帯夜になっていません。それどころか24℃を下回る気温となることが多いため、眠りにつく時間は蒸し暑いですが明け方になると快適です(^^)/

 

明日からは曇や雨の予報が出ているため少しは過ごしやすくなるのではないかと思っています。この頃の暑さで疲れている方も多いと思うので、少しは回復出来るような天候そして期間になってくれると有難いですね。

ちなみに先週末の時点でこの時期に行う重要な作業はほとんど終了しました。

今後は草取りなどを行いながら、お茶の芽の生長を見守るのが主となります。すでにお茶の芽は最大まで大きくなっている状態だと思うので、来週くらいにかけて葉も最大まで開くと思います。そしてその後は濃い緑色の充実した葉へと変化していくのです。

 

その段階はお茶の木と天候任せ。何か手を加えたとしても生長が早まったり、充実度がすごく増すような事などは無いため『見守る』事が重要だと思っています。

もちろん、お茶の木の生育に大きく影響を及ぼすような状況となれば対策を行う必要がありますし、すぐに対応できるようにその準備もしています。が、今のところそのような状況になった事はないです。

今後は草取りなどがメインの作業。草取りをしていると暑さや日差しにも恩恵があるとつくづく思います。暑さと強い日射しにより取った草はすぐに萎れて枯れてしまいますね。

梅雨時期などは取った草から再び根が伸び活着してしまう事もあるので、草取りの観点から言えば高めの気温と日差しは有難いかな…とも思ったりもします(^^;)

 

とは言え、熱中症などへの油断は決して出来ません。もし何かあった場合、助けてくれる人が近くにいる訳でもないため自己管理が非常に重要となります。

草取りなどに熱中していると作業を続けたくなってしまいますが、続ける事よりも休むことを躊躇なく判断できることが、この時期の外作業で最も重要な事だと思いつつ過ごしたいと思います。