日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

更新園では三番茶芽が伸び始めました

こんばんは。

今日は朝方に雨が降りその後は曇時々晴れ。お昼頃に再び雨がパラつき、日が射す時間が続き、またまた夕方になって雨がパラつくという、天気が目まぐるしく変化する1日となりました。

 

雨や朝露で濡れているとカッパと長靴をはいて茶畑へ入る必要があるのですが、風通しが悪いのでカッパの中には熱がこもります。さらに湿度が高く風もほとんど吹いていない状態だったので、熱中症になりかけてしまいました。

時刻は9時半でしたが、ちょっとヤバいなと感じたのですぐに作業を止め休むことに…。気温はそれほど高くなかったため、やはり高湿度な方が怖いですね。

 

少し暑くなったとしてもカラッと晴れて欲しいと思った1日でした。

 

更新園では萌芽開始

少し前に再生してきた芽を刈り均した更新園。

残した葉っぱでは多少病気(もち病)が発生してしまいましたが、無事に硬化し三番茶芽が伸び始めました。

芽の数は他の畑と比べると少なめではありますが、1つ1つがしっかりと膨らんでいる印象を受けます。多少のばらつきはありますが、この状態であれば充実した良い芽が育ってくれそうです(^^)/

ちなみに現在硬化している葉っぱと今後伸びる芽から開く葉っぱが、来年の一番茶を育てる土台となるため更新園は今後重要な生育期間に入ることになりますね。

 

昨年は8月中旬頃に雨が続き、今回紹介している芽に病気が多発してしまいました。そのため葉っぱの層を十分に確保できず、一番茶の生育もあまり良いものとはなりませんでしたね。

現在では回復し良い芽が育ってくれています。逆に言えば回復するまでに1年程度の時間がかかることになるのです。

ただ前年に多発したという事は、病原菌の密度が高いことが考えらるため、もうしばらくの間は油断は出来ませんね。

 

一昨年も同じような傾向にあるため、今年こそはという思いでお茶の木の手入れを進めています!