本日は静岡県の西部を中心に激しい雨に。テレビの速報テロップやスマホの通知から短時間に非常に激しい雨が降った事を実感しました。台風もまだ遠い位置、天気予報も雨予報ではありましたがそこまで大雨になるとは思っていない所へ、いきなりの緊急安全確保の発表だったので正直驚きましたね。
ちなみに当地区では雨が降る時間が長かったものの、それほど激しい雨となることはありませんでした。雷も頻繁に鳴っているのは分かりましたが、やや遠い位置であり近付いてくる事も無かったです。
とは言え、いつどこで大雨になってもおかしくない状態なのでしょう。今日もほんの少し雲の出る位置が違っていれば、我々の地元が大雨になっていた可能性もあります。台風による直接的な影響だけでなく、遠い位置からの影響にも注意しなければならない事を実感した1日となりました。
芝桜増殖プロジェクト
今年の初夏頃に挿し芽をして増やした芝桜。こちらを雨の合間にちょっとしたスペースに植え付けました。
こちらは茶畑のとある場所。石垣と側溝の間のちょっとした隙間に土があり、土があるという事は当然草が生えてきます。ただそのままにしておくと種ができ、周辺へと草を広げてしまうため草取りは欠かせない状態でしたね。
そこで、芝桜を植え地面を覆って頂き草取りを楽に…あるいは草取りによりやりがいを持たせようと考えました。
芝桜を選択した理由としては、地面を這うように生長するためお茶の生育に影響を及ぼす事はありませんし、シカなどの野生動物が食べている気配も今のところありません。もちろん、春に花を咲かせ景色をより鮮やかにしてくれる事もポイントの一つですね。
まだ株の数が少なく非常に狭い範囲しか植え付ける事が出来ませんでしたが、今後2~3年ほどかけて増やして行きたいと思います(^^)/
天敵の活用にも繋がるかな…
芝桜を植え付けた理由は草取りと景観向上が主な理由なのですが、もう効果があるのではないかと思っている事があります。それは天敵ヒラタアブの成虫のえさ場となる事です。
ヒラタアブはアブラムシを食べてくれる天敵の一種です。アブラムシの天敵と言えばテントウムシが有名ですが、我が家ではテントウムシと同じかそれ以上に頼りにしている天敵になります。
アブラムシを食べてくれるのはヒラタアブの幼虫で、アブラムシのすぐ近くに成虫が卵を産み付ける特徴があります。
では成虫は何を食べているのかと言うと…花の花粉を食べるとされています!
アブラムシが発生しやすいのは春から初夏にかけて…。その頃に花を咲かせる芝桜を増やすことでヒラタアブの成虫が住みやすくなり、結果としてアブラムシの発生をより安定的に抑える事にも繋がるのではないかと思いました(^^♪
現状、芝桜を植え付けなくてもすでに十分天敵たちが活動してくれているのですが、植物を育てられるスペースがありますし、極端な天候などの影響で今までのやり方が通用しない可能性もあるでしょう。芝桜を植え付けて悪影響が出る事はまずないと思うので、少しずつ増やしていきたいと思います!