日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

今年最後のお茶づくり 秋冬番茶シーズン到来

今日はさすがに青空が広がるだろうと思っていましたが雲が多めの空模様。青空が見えたり日が射してくる時もありましたが、快晴には程遠い状態でしたね。最高気温は25℃程度と低めではありましたが、湿度が高かった分かなり蒸し暑さを感じた1日となりました。

 

ただ、朝晩を中心に肌寒さを感じるようになってきたのも事実。夕方も少し前までは6時頃まで十分明るかったと思いますが、この頃は暗くなるのが一気に早くなってきたようにも感じます。

もう間もなく秋分の日を迎えますし、本格的に秋が深まっていく段階になっているのでしょう!

 

そんな秋の深まりを感じるようになると、今年最後のお茶づくり「秋冬番茶」シーズンが始まります。

 

夏に伸びた芽を…

秋冬番茶は秋のナラシの前に、夏の間に伸びた芽を収穫して作るお茶になります。静岡県内では一番茶と二番茶、そしてこれから生産される秋冬番茶の計3回お茶の収穫・製造を行うケースが多いです。

ただ、上河内地区では秋冬番茶は生産せず刈り落とし(ナラシ)となります。やはり値段が安いこと、ある程度まとまった量を生産する必要があるので、生産の規模が小さいと秋冬番茶で利益を得ていくのは難しいからですね。

 

勿体ないように思うかもしれませんが、刈り落とした枝葉は分解され腐植となり土づくりには欠かせない存在となります。そのため決して無駄にはなりません(^^)/

静岡県内では今週末か来週くらいから、茶畑で収穫をしている光景を目にすることが出来るようになると思います。

2022年、今年最後のお茶づくりがいよいよ始まろうとしています!!