今日は久しぶりにたっぷりと日差しが届きました。気温もほんの少しだけ上がったような気がしますね。しばらく曇りや雨の日が続いていたため久しぶりの青空、それも秋の清々しい青空を見ることが出来た事に嬉しさを感じた1日となりました。
少し前から赤焼病の対策として防除作業をしていたのですがその作業も一段落。下旬頃から始める化粧刈り作業までは草取りを主に進める日々となりそうです。
久しぶりの青空
やはり晴れると心地が良いものです。今年の秋は雨の日が極端に多いわけではありませんが、雲一つないような澄んだ青空はほとんど続いていません。度々雨の日がやって来ますし、晴れても途中で曇ってきたり曇りから晴れになったりとやや雲が目立つような気がします。
そのため多少の雲は出ていても青空が広がってくれると嬉しくなります。
お茶の木は現在が最も光合成の効率が良い季節だとされています。冬は休眠をしていますし、春は芽が伸びますが収穫を実施。夏はたくさんの葉が茂っているものの気温が高いため光合成の速度は低下し呼吸量が増加します。
しかし秋は気温が程よいため光合成に影響が出る事はありません。葉もたっぷりとあるため光合成を行える場も十分です。そして気温が高い時と比べて呼吸により消費される栄養分の量も少なくなるため、光合成を行い栄養分を蓄えていく効率が最も良い季節となります。
ここで蓄えられた栄養分は来年の春に伸びる芽に使われます。良い芽を収穫するためにはしっかりと栄養分を作り蓄えらえる状態であることが重要なのです。
休眠に入るまでしっかりと光合成を行って欲しいと思うこの頃になります。