日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

アサギマダラがやって来た ※画像注意

こんばんは。

今日の川根町上河内地区は手元の温度計で最低気温が13℃、最高気温が19℃となりました。日中でも19℃止まりであり、雲が空を覆っている状態だったのでより寒さを感じた1日でした。

 

10月もすでに3分の1が過ぎていますが、日に日に寒さを感じるようになっています。1か月ほど前までは暑かったのですが、いまや半袖で活動するのには堪える季節になってしまいました。

まだ気温が上がる機会があると思いますが、基本的には本格的な秋そして冬へと季節が進んでいくでしょう。冬を迎えるための準備もそろそろ始めたいと思うこの頃です。

 

アサギマダラ

近年川根町では旅する蝶アサギマダラを呼ぶために『フジバカマ』という花を育てる取り組みが広がりつつあります。私自身も昨年茶畑でアサギマダラを見たことをきっかけに、今年の春からフジバカマを育て始めた所です。

そしてその効果は早速表れる事になりました。

鉢植えのフジバカマが2つある程度なのですが、数日前から時々アサギマダラがやって来てくれるようになりました(^^)/

確認できたのは2日間。それも各日1頭ずつではありましたが、その姿を見ることができ嬉しくなりましたね。山の中であるためまずやって来ないだろうと思っていましたが良い意味で裏切られました。

 

フジバカマも少しずつ増やしているところなので、来年以降はもう少し頭数が増えてくれると嬉しいですね。

 

されど自然は甘くない…

しかしながら自然の厳しさを感じる光景も目にしました。アサギマダラがやって来たことに嬉しくなっていましたが、ある日不自然に動きが止まっている個体を目にしました。

よく確認すると…

カマキリがアサギマダラを捕獲していたのです。

 

カマキリは肉食な昆虫の代表格。そして産卵を控えているのかお腹もずいぶん膨らんでいます。ショックは受けましたが、カマキリが生きていくためには他の昆虫の命が必要。自然からは優しさや厳しさなど様々な面を受け取ることが出来ますが、決して甘くはないという事を改めて実感する光景でした。