日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

立冬ですが南国のような光景を

今日は二十四節気の1つ「立冬」です。暦の上では冬が始まりますね。先週まではやや寒い日が続いていましたが、土日は少し気温が高めに。今日は風が穏やかだったので少し暖かく感じましたが、気温はこの時期らしいものになったかと思います。

 

ですが、山の木々の色付きはより進んだように感じます!色付きが早かった木では、すでに赤色が非常に鮮やかな状態になっていますしね。

そして今日は雨が降る確率がやや高めであり、午前中を中心に雲が広がる時間もありましたが降ることはありませんでした。土壌水分のことを考えると雨が降って欲しいのですが、降ることは無かったので葉の落葉を進めてしまう事にはなりません。今後の気温や天候にもよりますが、今年の紅葉は鮮やかに色付いてくれるのではないかと思っています。

 

バナナ

今日は二十四節気の1つ立冬。そして周りでは紅葉が進む状況ではありますが、少し南国らしい光景をお届けしたいと思います。その写真がこちら…。

そうバナナの写真になります。

大きさはそこそこ高い木と同じですが実は分類上は草になります。毎年冬になると枯れ春になると新しい葉を伸ばすためススキなどと同じ多年草になるのですが、大きさ的には木にしか思えないです。

 

またテレビなどで見るバナナの草丈よりも高く感じますね。品種などの違いがあるかもしれませんし、北海道など寒冷地では植物が大きくなる傾向もあることから、気候的な要因もあったりするのでしょうか。

南国の植物であるバナナがなぜあるのか…。はっきりとした理由は分かりませんが、植物の面白さを感じる事が出来ます。

 

ちなみに実の方はこの程度までは育ちます。

しかし、この状態で冬を迎えるため枯れて無くなってしまいますね。

もし仮に獲るとしても高い位置なので、実の付いた幹(茎)をチェーンソーで切るか高所作業車などが必要になるでしょう(^^;)

草と言えど鎌やハサミでは歯が立ちません。鉈あるいはチェーンソーが必要になるため、道具から見ても草ではなく木を相手にしているような感覚になります。

 

一見地味なようにも感じてしまう植物の世界ですが、見たり知ったりしていくとその面白さにどんどん惹かれて行きますね。