日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

防霜ファンの影かと思った踏みつけ跡

昨日の雨は紅葉した葉を落としてしまう様なものになるのではないかと思っていましたが、そこまで強く降ることはありませんでした。風が若干強いように感じましたが、雨の前後で極端に落葉が進んだようには思えませんね。

雨で落ちてしまったというよりも、もう落ちる寸前の葉っぱやもう間もなく落ちそうな物が自然と落ちたのではないかと思います。

 

ただし、水曜日には再び雨になる予報が出ていますし、その後も雨が降る予報が度々出ています。今後は一気に冬へと季節が向かっていくのではないかと思います。

 

防霜ファンの影かと…

今日は雨で落葉が進んでいるかと思ったので、側溝の掃除などを主に行うつもりでいました。が、落葉が思ったよりも進まなかった事から、側溝が落ち葉で詰まってしまったような箇所は少なかったですね。

もう少し季節が進むと雨が降るたびに側溝のストッパーに落ち葉が堆積するような状態となるため、道路の掃除が欠かせなくなります。

 

そのため、道路や側溝の掃除はすぐに終わってしまい、今日もシカなどの動物に踏み荒らされた箇所の手直しを行いました。

こちらの畑でも踏みつけがありましたが、踏まれた跡が真っ直ぐであったため遠目で見ていた時は防霜ファンの影だと思っていました。

写真は近付いて撮ったので影では無い事は簡単に分かりますが、朝など太陽の位置が低い時間帯では黒い影が直線的に伸びているように見えたため防霜ファンの影だと思ってしまいましたね。

ただ冷静になると影が伸びる方法とは違いますし、見回りですぐに踏みつけの跡だと分かりました。

 

とは言え、こちらの畑はそこそこ樹高があるため、踏みつけた歩いた時に枝葉がお腹に当たっているのは確実だと思います。

歩きにくい場所だと思うので、直線的に踏み荒らしてあるのには少し驚きましたね。

 

この場所では折れた枝が非常に少なかったので、手直し後の状態は結構キレイになりました。葉も残っている量が多く一安心ですね。

しかしながら春までこのような被害が出る可能性が高いですし、今後は踏みつけるだけでなく食害も出始める事でしょう。お茶の木を守る活動はこれからが本格化しそうです。