日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

霜の朝 霜柱とお茶の葉っぱ上に出来た結晶

こんばんは。

ついに12月も残り僅かに…。28日にもなると年末感が一段と増していきますね。27日とたった1日しか違いませんが、個人的にはずいぶん違うように感じます。なお明日29日になると上手く言語化出来ないのですがまた少し違った感覚になりますね。

 

霜の朝

今シーズンは今のところ、昨年よりも安定して気温が低くなっているように思います。昨年のこの時期は氷点下の日もあれば0℃以上の日もあった事に対して、今年は連日氷点下となっています。ずば抜けて寒い日は無いのですが、毎日寒くなっているのが特徴的ですね。

安定して寒いため、年始の寒波がやって来た時にさらに寒くなるのではないかと言う心配もややあります。灯油はしっかりと確保し、遅れていた車の冬支度もしっかりと進める予定です。

 

そんな寒さ厳しいこの頃ですが、冷え込みがしっかりあることで真っ白くなるような霜が降りています。

お茶の葉っぱには結晶がはっきりと!

なかなか美しいですが、霜の結晶なので冷たそうなイメージは強いです。

 

また霜の結晶が融けずにハッキリと残っているのは日が当たり始める前の僅かな時間しかありません。1日の中で冷え込みが一番厳しくなるタイミングでもあるため、直に肌を見せているとその部分が冷たくなります(^^;)

指先などは特に冷えて行きますね。

なお霜で白くなった茶畑は、日が当たり始めた部分から霜が融け緑色の茶畑が戻ってきます。冬の厳しさと共に太陽の暖かさ有難みを感じるひとときです。

場所によっては霜柱もびっしりと出来ています。

踏んでサクサク感を楽しみたい一方で、この姿を眺めたい気持ちにもなりますね。なお、霜柱が出来る事で土(表土)は段々と柔らかくなっていきます。凍らせることで土を柔らかくすることが出来るため、作物を植えていない家庭菜園の畑などは荒めに起こしておきたいと思います!

 

2022年も残りわずかとなり年末年始のお休みに入る方も増えていくと思いますが、この期間はまとまって時間を確保できるため、個人的には獣害対策として捕獲の方をより進める期間にしたいと思っています。