日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

一月のお茶づくり

三が日が終わり今日あるいは明日くらいから仕事初めという方も増えてくる事でしょうか。テレビの放送なども日常に戻るので、お正月の感覚は早速抜けて行きますね。

私個人としては今年厄年という事もあり明日厄払いを兼ねて初詣に行ってきます。すでに獣害対策などの仕事はしていますが、明日をもって完全に日常生活に戻していく事になるかと思います。

 

ただ一月はお茶関連の農作業としてはそれほど行う事がありません。二月になれば春の肥料まきを開始したりするのですが、一月は休眠真っ只中という事もあり基本的には農作業が最も少なくなる時期になるのです。

しかしながら12月にコロナに感染し療養したこともあり、12月に終えるはずだった敷き草作業が終わっていません。そのため一月のお茶づくりとしてはまず敷き草作業を終える所から始めようと思っています。

 

またその他に冬草の草取りを細々と進めたり、シカなどの野生動物が荒らした部分の手直しなどを行う必要も出てきますね。そして獣害対策に直結する捕獲作業に関しても一月中旬までは時間を確保しやすいため、この期間に集中して行う予定でいます。

 

・敷き草

・草取り

・獣害対策(被害の復旧、捕獲)

 

この三つが一月のお茶づくりの中心になるでしょう。お茶の木を直接手入れするような管理では無く、間接的なものが多いのが特徴になるかと思います。

 

お茶の萌芽が始まるのは四月の上旬。あと三か月ほどです。

そして収穫が始まるまでは約四か月。秋のナラシをした時はまだ半年近くの時間が必要でしたが着実にその時は近付いて来ています。

芽の生育に関してはただ待つしか出来ないので、思っている以上に時間がかかるように(特に萌芽後)感じると思いますが、しっかりとお世話をして一番茶シーズンを迎えたいと思います。