日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

春の肥料まきは終了 カルチ作業へ移行

2月になってから若干ではありますが、冷え込みが穏やかになりました。日中の気温も今のところ10℃を上回っていますね。昼夜の寒暖差が10℃以上あるので、服の調節が少し難しく感じる事もありますが、一月末の寒波がやって来た時の寒さと比べるとだいぶ暖かくなったように感じます。

 

そして季節は立春を過ぎ一応春へと突入しました。気温はまだ低めですが、日照時間が長くなってきている事は多くの方が感じているのではないでしょうか。夕方は少し前から日暮れが遅くなり始めたのを実感していましたが、この頃は朝の日の出も早まってきたように思います。

 

日照時間が伸び始めたので、地温も少しずつ上がっていく事でしょう。春を感じるのはまず日照時間が長くなる事から…。今後は、気温など生活する上で有難く感じる変化も少しずつ出てきそうですね。

 

春肥まき終了

春の肥料まき1回目は無事に終える事が出来ました。

初日はある程度、面積がまとまった畑で肥料まきをしたので、ずいぶん作業を進められたように思いました。が、斜面が急だったり入り組んだ区画も当然あります。このような畑では、最大20㎏を背負って斜面を歩き肥料をまいていく事になるため足腰にいい感じに刺激が来ます。

初日の様には作業を進められないため、同じ作業量をこなす事は出来ないですね。

昨年9月以来の肥料まきという事でちょっと疲れはしましたが、少しずつ作業を進めて行けば終わりは見えてきます。

とりあえず肥料まきの工程は無事に終える事が出来たので次は肥料を混和する作業を実施。天気もそれなりにもちそうですし、週の中頃までには肥料まきおよびカルチを合わせた肥料まき作業を完全に終える事が出来そうです。

 

なお日照時間が少しずつ長くなってきているので、あとは気温さえ上がればお茶の木も休眠から目覚め活動を始めるでしょう。

休眠から目覚めてまず活動が始まるのは地下部。根っこが伸び養分や水分を吸収、葉っぱや芽への本格的な供給が始まるのです。ジワジワと芽が膨らんでいき、さらに気温が上がることで萌芽が始まる事になります。

 

八十八夜のカウントダウンも始まりましたし、一番茶収穫まで確実に近付いてきたなと思うこの頃です。