日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

春の肥料まき2回目を開始

こんばんは。

今日は真夜中に激しい雨が降ったようです。何となくですが、雨音で目が覚めた記憶があります(ウトウトしてたのでせんめいではありませんが)

しかし、明るくなる頃には止みその後は良く晴れた空が広がりました。地面は濡れていましたが、あまり雨が降ったような感覚にはなりませんでしたね。

 

なお日中は、とても風が強かったです。

一定の方向から吹き続けている訳ではありませんでしたし突然強く吹く事もあり、転びそうになったことも何回かありました。そんな風の強い状況でしたが、春の肥料まき2回目を開始したところです。

 

肥料まき2回目

春の肥料まき2回目も配合肥料を使用します。

1回目に使用した肥料とは配合している肥料の種類が変わっていますが、春の肥料まきでは土づくりや長期的な栄養補給の面が強いので、有機質主体である事には変わりありません。

まずは肥料をまき、その後土と混ぜ合わせる浅耕作業を行う予定です。

ちなみにですが、作業回数を減らすために一度にまいてしまうと根っこがダメージを受けたり(焼ける)大雨が降った時などに流亡する可能性が高まります。手間はかかりますが、回数を分けるのも肥料の適切な利用には重要になるのです。

 

これは有機質肥料や化成肥料どちらであっても同じになります。有機質肥料でも一度に大量に使用すれば問題が発生するため、無条件で土に優しいわけではありません。

使用する資材がどのような特徴を持っているのか、栽培している作物の特性はどのようなものなのか…これらをしっかりと考え資材を決める必要があるのです。

 

ただ近年は長雨になったり高温少雨の日が続いたりする事もあり、天候を考慮するのが難しくなってきていますね。どのような状況になってもある程度は対応できるように準備はしてありますが、やはり極端な天候にはなって欲しくないものです。

 

1回目の肥料まきの時はまだ寒さが厳しかったですが、それから1か月が経過し少し暖かくなってきています。地温も上がり肥料や有機物の分解が進んだり、お茶の木も養水分の吸収を始めている事でしょう。

土もお茶の木も冬を過ぎ、今年も育ち始める時期になりました。