日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

耐凍性の向上を狙って葉面散布を実施

こんばんは。

昨日は午後に雲が広がり雨がパラついた川根町上河内地区ですが今日は良く晴れてくれました。ただ、雲は若干多いように感じましたし夕方には黒い雲が広がる事もあったので、にわか雨の可能性もあったと思います。

 

そして今日は正直暑いほどの陽気になりましたね。

特にお昼過ぎの時間帯が暑く、少し体を動かしただけでも汗ばんできました。日差しがあったこと、気温もこの時期としては高めなこと、そして湿度も若干高かったのでしょう。

十分半袖で活動できそうな印象を受けた1日となりました。

葉面散布を実施

今年も昨年と同じく早い時期から暖かな日が続いています。寒の戻りもやって来ていないため、お茶の芽は順調過ぎるくらいのペースで育ってきていますね。

 

ただし、芽が育つと寒さへの耐性が一気に弱まるため、寒の戻りや霜などには注意したいところ。順調に育っているのは良いのですが、さすがに暖かな日が続いている事から今後のちょっとした冷え込みなどへの心配が強まっております。

 

そこで、少しでも耐凍性を上げるために葉面散布を行ってみる事にしました!

使用するのは昨年購入していた「エキタン有機」という液体肥料です。1000倍に薄めて軽く散布しています。

 

ただ、耐凍性の向上を狙ったとしても正直どれほど効果があるのかは分かりません。効果がない可能性も十分にあり得ます。

ですが、正直今の状態で萌芽期を迎えるのは怖いですし、少なくともマイナス方向へ働くことは無いと思うので試しでやってみる事にしました。

 

なお、萌芽後は防除規制をするため何か資材を使う作業は行いません。これには葉面散布なども含めています。

そのため、このような対策を行うのは萌芽前までとなります。萌芽後はとにかく無事に育ってくれること、収穫を迎えられることを祈るのみです。