日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

徐々に黄緑色になる「おおいわせ」の畑とまだ濃い緑な「やぶきた」の畑

こんばんは。

今日は数日ぶりに最高気温が夏日手前まで上がりました。日差しもたっぷりと届き、暖かいを通り越し暑い1日となりましたね。

 

日中少し川根の町の方へ出掛けたのですが、春の行楽シーズンという事で多くの行楽客の方が来ているのが分かりました。今年は台風の影響で国道が通れない状況であり、県道に車が集中しています。

平年以上に車の走行台数が多くなっているため、車を運転する際はより注意する必要がありそうだなと思っているところです。

 

県道であったとしても、デコボコや舗装の剥がれがあり路面状況は決して良いとは言えません。国道が走行できず県道に車が集中していることも、路面状況の悪化に関わっていることでしょう。

せっかくの行楽シーズンですし、事故やトラブルなく過ごして頂きたいと思います。

 

色が分かれている茶畑

春の気温が高く、早い時期から生長を始めている「おおいわせ」

おおいわせは早生品種であり、中生品種や晩生品種はまだ芽を動かさない気温であっても芽を動かし始めます。

 

そのため毎年いち早く生長を始め、平年であれば霜や冷え込みの影響をもろに受けてしまうのですが、昨年や今年に関しては気温が高い状態が続いているので順調に育っているところです。

 

中生品種である「やぶきた」も平年に比べれば生長が早いのですが「おおいわせ」と比べるとそこまで極端に早くなっている印象は受けないです。

そのため畑の境が徐々にハッキリとして来ていますね!

「おおいわせ」は芽の生育が早いのですでに黄緑色になりつつあります。しかし「やぶきた」の畑では、まだ芽が小さいので畑は濃い緑色のままです。

明確な境として何か設置しているわけでは無いのですが、この時期になると芽の生育段階の違いから境がはっきりとしてきますね。

「おおいわせ」の方はロールケーキに抹茶をふりかけたような見た目となっています。

もう少し時間が経てば「やぶきた」の畑もこのような状態になりますし、やぶきたがそのような状態になる頃には芽がより大きくなり「おおいわせ」の畑は完全に黄緑色に覆われるでしょう。

 

山の木々の芽も少しずつ大きくなり枝の茶色から新緑の季節へと変化しています。

今は桜の季節ですがあと1週間もすれば山も茶畑も新緑が美しい状態になり、桜の鮮やかさとはまた違った美しい景色を楽しめる季節が楽しめる季節がやって来ます。