日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

お茶は本格的に芽が育つ期間へ突入

冷え込みが予想される2日間。

その1日目となる本日は無事に乗り越えてくれました!

 

ただ本当にギリギリのところであったと思います。防霜ファンはしっかり稼働していましたし、ほんの2~3℃違えば大きな影響が出ていた可能性も考えられます。

もちろん冷え込むことにより少しは芽の生育が遅くなると思いますが、このタイミングで霜の被害を受けると一番茶が収穫出来なくなる事もあるため、本当にそうならなくて良かったです。

 

ただし、本日夜から明日の朝にかけても冷え込む予報が出ています。まだ油断は出来ませんし、何なら今日から明日にかけての方が冷え込みが厳しくなるのではないかと言う心配もあります。

ただ天候はコントロールできないので、あとは霜が降りないこと極端な冷え込みにならない事を願うのみです。

 

本格的に芽が育つ段階へ

お茶は晩生品種の「おくひかり」を除いて萌芽が完全に終わりました。

今後は芽が本格的に育つ段階へと移り変わります。気温が上がるほど芽の生長スピードが上がるので、季節が進むごとに芽の生育スピードも上がると言えます。

※一番茶シーズンに関しては寒暖差が特に大きいので一概には言えませんが(^^;)

早生の「おおいわせ」はここまで芽が大きくなりました。

1週間2週間前と比べると、完全に茶畑の雰囲気が変わっていますね(^^♪

 

平年であれば霜や冷え込みの影響を受けてしまうため、ここまできれいには育ちません。しかし今年は順調に育っていることに、茶畑を見つつ嬉しい気持ちが溢れてきます!

つくっているお茶で主体となる「やぶきた」も順調に育ってきております。

こちらは畑ごとの生育の差が大きいため、黄緑色になりつつある茶畑とまだ濃い緑色が強い畑が混在している状態です。

 

まだ収穫を考えられる状態ではありませんが、今週末になればまた一段と茶畑の雰囲気が変わっていく事でしょう。

一番茶シーズンへ向けて気持ちを高めると共に、細々とした作業を済ませて行きたいと思います。