こんばんは。
上河内地区の一番茶は本日で5日目となりました。10日程度で一番茶が終わることを考えると折り返し地点のようにも思いますが、今年は手摘みが主だった期間が長いため一番茶シーズンが少しは伸びるのではないかと思っています。
そんな今年の一番茶ですが、懸念点がひとつ。実は一番茶芽の食害が目立っています。
少し手で摘んだようになっている芽がない箇所があるのがわかるでしょうか。
これはシカがお茶の芽を食べた跡になります。
このような食害を受けた箇所が今年は多くなっているのです。
お茶の木の踏み付け害や冬季の食害は年々増加傾向。
新芽の食害も少しずつ確認され始めたところではありましたが、昨年の被害と比べるとかなり多くなっています。
今までは、お茶の時期になると人気が増すので野生動物の侵入が減ったりしていたのですが、そのような傾向もみられなくなりました。完全に慣れてしまっているのでしょう。
収穫をしながら茶栽培の反省点・改善点も探していくのですが、とにかくシカなどの大型獣を主因としたものが多く正直気が滅入るような光景もあります。
とにかく近年増加している大型獣への対応をしていかなければならないと思っているところです。
なお、食害を受けた箇所とその周辺の芽は処分して収穫を行っています。