日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

茶工場の大掃除とほいろ上げ

こんばんは。

昨日で川根町上河内地区の一番茶は終了し、本日はお茶工場の大掃除とほいろ上げをお行いました。大掃除は言葉の通りですが、ほいろ上げは慰労会のようなものになります。

 

今年の一番茶は芽の品質は申し分なしでしたが、やや収穫量が減りました。

反省点が平年よりも多いシーズンとなり少し気持ちの面では引っかかるところがありますが、次の一番茶シーズンへ向けてより努力していこうという気持ちの高ぶりもあります!

ただ、今後はまず二番茶へ向けた管理作業が始まります。

一番茶は気温が起点となり生育が始まるのに対して、二番茶は一番茶の収穫が起点となり生育が始まります。より、手入れの結果が出やすくなるお茶のシーズンでもあるため、しっかりと取り組んでいきたいですね。

 

そして各畑の収穫量の取りまとめなどをしながら、来年の一番茶へ向けた準備もしていきたいと思います。

 

なお、写真は一番茶シーズン中に撮影したテントウムシさん。

アブラムシを食べてくれる代表的な天敵となる虫ですが天敵たちの力が大きく、アブラムシを対象とした対策はしなくても大丈夫なほどです。

 

アブラムシを食べてくれる天敵でよく見かけるものはテントウムシナナホシテントウナミテントウ)ヒラタアブの仲間になりますが、年によって多少の虫の多さが違います。

 

ここ2~3年ほどはヒラタアブの仲間をよく見かけていましたが、今年に関してはナナホシテントウが多かったですね。

 

今年から来年にかけて取り組みたいものの一つとして天敵たちの活用を大きくすることがあります。以前投稿した芝桜もその取り組みの一つですし、そのほかにも計画していることがいくつかあります。

どのような結果になるかわかりませんが、いろいろとやっていきたいと思っているところです!