日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

一番茶開始から一か月 二番茶開始まで約3週間

こんばんは。

今日は雨が降ったり止んだり、どちらかというと曇っている時間帯の方が長かった一日となりました。

 

しかし音を立てて雨が降る時もあり土を十分に湿らせる程度の雨量はあったと思います。水分は蒸散や光合成など直接的に使われるだけではなく、土の栄養分を吸収するためにも必要なものであり(水に溶けることで吸収できるようになります)ときに病害虫の防除にも貢献するため、雨の降り方だけで生育に大きな違いが出てくるのです。

 

ただ、葉っぱが濡れている時間が長いと病気が発生しやすくなります。

特に来週くらいからは雨が続きそうな予報となっているため少し心配ですね。まだ先の予報なので変わる可能性も高いと思いますが、極端に雨が続くようなことにならないことを願うのみです。

 

あと3週間程度

今日で一番茶の開始からまるまる一か月が経過しました。

この一か月間、正直長かったようにも感じますし短かったようにも感じます。毎年少し不思議な感覚になりますね。

 

短期間に多くの作業が集中する時期であり曜日感覚も疎くなってくるのも関係しているかもしれません。

 

しかし残り2日程度で大まかな作業は終わり、少しは落ち着くことが出来ます。

二番茶の開始は一番茶の収穫から45~50日がひとつの目安となるため、2~3週間後が二番茶開始日の目安となります。

ここ数年は暖かく早めの収穫となっていましたが、今年に関してはやや芽の生育が遅れているような印象も受けます。そのため、2週間で始まることは少なくともないのではないかと思っているところです。

しかしもともと気温が高めの季節であるため、3週間を過ぎても始まらないということも無いでしょう。

 

目安の45~50日に当てはめると50日に近い日数で収穫が始まると思われます。

早生品種である「おおいわせ」の畑では芽もだいぶ膨らんできているため、ただ1日を過ごしているとあっという間に収穫の時期を迎えるため、時間の使い方には注意していきたいですね。