こんばんは。
早くも本日は東海地方でも梅雨入りの発表がされました。週間天気予報を見るとそんな気はしていましたが、実際に雨が続く季節が始まるとなると少しだけ気が早いような感じもしますね。
今日から台風と前線により雨が続きそうな一週間が始まりましたが、この予報を考慮して先日タマネギの収穫を済ませてしまいました。
タマネギ収穫
今回のタマネギ栽培では早生品種を一つ、中生品種を二つ育てています。そのうち早生品種に関してはすでに収穫を済ませてしまいましたが、先週の時点で中生品種のタマネギに関してはまだ行っていない状態でした。
なかには葉が倒れ始めている株もあり、もう少しで収穫適期になると思っていましたが、長雨になる予報が出てきて病気の発生や腐ってしまう可能性が高まると思われるため少し早めに収穫を行うことにしたのです。
土曜日に引き抜いて収穫。土をよく払ってマルチの上で一日乾燥。
次の日曜日に根っこを切り落とし、葉をひもで縛って軒先に吊るしました。今回の長雨で乾燥は進まないと思いますが、とりあえず畑で長雨に当てることは回避できたので良かったかなと思います。
ここ数年、病気で植え付けた苗の半分程度がだめになってしまうようなことが続いていたため、今年はたっぷりと収穫出来てとてもうれしかったですね!
元肥のありなしで違う生育
今回のタマネギ栽培では、いつもと違う点が二つあります。
一つはマルチをした状態での栽培。地温を上げるとともに雨が降った時に跳ね返りを防ぐことにより病気の予防を狙ったものです。
そしてもう一つは、元肥を入れた区画とそうでない区画と分けて育てていることです。元肥のありなしで生育が変わるのかを確認するために試しで行ってみました。
前回の記事はこちら。
生育途中はこのような状態でしたが収穫物にも違いがありました。
上の写真は元肥なしのタマネギです。
そして下の写真が元肥ありのタマネギになります。
元肥ありの方が玉の太りが良いですし、大きさもある程度そろっています。病気などの発生の違いはなく、単純に元肥ありの方が結果が良かったですね。
畑の土の状態にもよりますが、現在のうちの畑はやせ気味であるため元肥ありの方がよかったかなと思います。次のタマネギ栽培では今回得た経験を活用して、より良いタマネギを作っていきたいですね。