日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

雨の後の澄んだ青空

こんばんは。

昨日の川根町上河内地区は朝から強い雨が断続的に降りました。夕方には小雨となりましたが、あまりの激しさに少し怖くなった時間帯もあったほどです。当地区では大きな被害は出ませんでしたが、ニュースなどを見ていると伊豆の方では被害が出てしまっているようなので、前線による雨だとしても決して油断は出来ないなと思いました。

被害に遭われてしまった方には心よりお見舞い申し上げます。

 

ちなみにそんな昨日は雨天であったため収穫作業は行えませんでしたが、日中は事務作業や夕方からは少し壊れてしまった生葉の荷受け台の修理などを行ったため、なかなか充実した一日であったと思います。

思いのほか大雨となってしまいましたが、土も十分に湿ってくれたことでしょう。最近は雨が降らなかったり降っても僅かな量であったため川の水も減る一方でした。被害が出なかったから言える事かもしれませんが、当地区においての今回の雨は恵みの雨であった一面もあるかと思います。

 

そして本日は、午前中を中心に気持ちの良い青空が広がってくれました。

雨上がりという事もあり蒸し暑さが少し堪えたものの、とても澄んだ青空が広がってくれましたね。

 

雨露および朝露がなかなか乾かず収穫の開始は10時ごろとなってしまいましたが、その後も雨が降ることなく天気が持ってくれたため一日を通して収穫を行うことが出来ました。やや芽が小さいうちに収穫を行っているので一番茶と比べると収穫量が少ないですが、品質も悪くありませんし量も芽が小さいからと言って極端に少ないわけでは無いので今のところ良い二番茶シーズンになっていると思います。

そして今後はより芽が充実してくるでしょう。

昨日の雨と今日の日差しそして暑めの気温の影響により、採るにはまだ芽が小さすぎる畑ではすくすく芽が育ってくれることと思います。

 

天気も今後数日間は収穫に支障無さそうなので、良い状態で芽の収穫を続けることが出来そうです。今年の二番茶には期待が高まります。