日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

順調に育っている三番茶芽ですが・・・

こんばんは。

今日の暑さはまさに衝撃的でした。天気予報で地域によっては40℃という高温が予報されていたのを見て「地球温暖化が進んだ未来の天気予報」が真っ先に思い浮かびました。まあ、この暑さがほんの一日であれば仕方が無いかなとも思いますが、連日体温を超えるような厳しい暑さとなっているため、もうそろそろ勘弁してほしいなという思いになっています。

 

なお、本日の上河内地区は手元の温度計で37℃と今季一番の暑さではありませんでした。あくまでも手元の温度計による数値ですが、今年一の暑さは7月27日の39℃です。まるで40℃を超えることを狙ってきているようにも思えてしまいます。

 

そしてこのような暑さが続くのは今年が初めてではないかと思われます。まだ10年未満の記録しか残せていませんが、7月の猛暑日越えの日数は過去一番ですし平年気温にした時も過去一の気温となるのは確実でしょう。

この先どうなってしまうのだろうと心から思うこの頃です。

 

少雨の影響も

現在の茶畑は三番茶芽が育っている状態です。少し前に萌芽が始まりましたが、生育が早く進んでいる畑を中心にすでに3枚程度の葉っぱが開いています。

ただ、様子を見ていて思うのは芽の長さ(芽長)がいつもと比べると若干短いように思います。また葉っぱも小さくしっかりと開いているという印象は無いですね。

 

あくまでも現段階での印象であり、特に葉っぱの大きさを中心にこれからも大きく育つ余地が十分にあるためこのまま様子が一切変わらない訳ではありませんが、少し気になっています。

 

そしてここ最近の気象も考慮するとより心配が増しますね。

最近の気象と言えば体温並みの気温が続いていることですが、現段階では高温などによる明らかな影響はありませんし、どちらかというと気温による直接的な影響はそこまで心配していません。心配は降雨に関してです。

 

最近は雨が降る日が少なく土も乾燥気味になりつつあります。

茶畑では刈り落とした枝葉による腐植がとても豊かであり水分の保持力も強くそう簡単に水不足にはならないのですが、あまり腐植が豊かではない家庭菜園の畑などではカラカラに乾いてしまっています。隅の方に植えてあるチャノキに関してはその影響も出始めてしまっているところです。

そのため茶畑の土が乾燥に多少の抵抗力があると言っても心配になってしまいます。

もし少雨の影響が出るとすれば、軽度なものであれば芽の上への伸びが悪くなったり葉が小さくなるなどの影響となるでしょう。重度なものとなると葉っぱが焼け焦げたようになり完全に枯れて落ちてしまいます。

 

今までそのような経験をしたことはありませんが、今まで経験していなかったからと言って今後も無いとは言えないため、そろそろしっかりと雨が降ってくれることをただ願うのみです。