日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

夏らしさと秋らしさが同居中 ※虫の写真あり

こんばんは。

一昨日は久しぶりの有難いお湿りとなり、昨日も短時間ながら激しい雨が降ってくれました。雨量的には一昨日よりも昨日の方が多そうであり、土をしっかりと湿らせてくれたことと思います。

そして今日も昨日や一昨日と同じくらいの降水確率、空模様も似た感じとなり雨が降るかと思われましたが、今のところ当上河内地区においては雨は降っておりません。ただ、数キロ先では激しい雨が降っているようでしたので、最近の雨は本当に局所的なものになっているなと感じているところです。

 

今週いっぱいはにわか雨が降りやすそうな予報がされているため、引き続き恵みの雨に期待したいと思います。

 

夏らしさと秋らしさ

2週間ほど前から茶畑ではセミの羽化が進んでいるように思われます。と言うのも、お茶の芽にセミの抜け殻が付いていたりセミが葉っぱの上で休んでいたり、作業をしていると体に止まりに来たりしています。

服の上に止まってくれれば何も問題はないのですが、肌が直に見えている場所に止まられると地味に痛かったりします。また、セミを捕まえようとした際おしっこをかけられて逃げられたという話があることから、体に止まりに来たセミが再び何処かへ飛んでいく際そんなことが起きないかちょっぴり心配になりますね(^^;)

 

ただ、作業中体にセミが止まりに来たりするのはこの時期ならではの茶畑でしか体験出来ないものであるため夏らしさを感じているところでもあります。

 

その一方で、チャノキの2mほど上を見るとトンボがたくさん飛んでいる光景を目にすることもあります。毎年お盆前くらいになるとミヤマアカネというトンボがたくさん飛ぶようになるのです。

日によっては何十頭ものトンボが飛んでいるのを見ることもあり、あまりの多さに少し恐怖を感じることもありますね。

 

セミからは夏らしさを感じますがトンボからは秋らしさを感じるため、今の茶畑は夏と秋が同居しているかのような印象を受けます。気温は高めですが日照時間は確実に変化していますし、少しずつ季節の装いも変化していくかなと思い始めたこの頃です。