こんばんは。
今日の川根町上河内地区は久しぶりに朝から夕方まで日差しが届きました。夕方ごろには若干黒い雲が広がり始めたのですが雨が降り出すようなことは無く、安定した天気になって来たかなと思います。
そんな本日から秋の肥料まきを開始しました。
秋の肥料は土づくりと来年の春以降の生育を支えるために施すものとなります。肥料成分をしっかりと与えてチャノキづくりをするというよりかは、土へ栄養分を施したり適度にチャノキ自体へ吸収され蓄えられることで長期的な生育を支えることを狙っているのです。
なお9月下旬以降になるとナラシ作業が行われチャノキが来年の一番茶へ向けて刈り整えられます。そして刈り整えられた後は一番茶芽を少しずつ膨らませ越冬の準備をしていく状態へ。そのため、一番茶の芽の生育にもそれなりに影響してきますね。
一番茶を収穫するのはまだまだ先の事になるのにも関わらず、年間に施す肥料としては一番茶芽への寄与度が高いため地味に重要な施肥作業となるのです。
ただし、葉がしっかりと茂っていなければいくら肥料を施しても限定的な効果しか得られません。あくまでもしっかりと葉が茂り健全な状態のチャノキに育ってくれたからこそ、肥料の使用による効果もしっかりと得ることが出来るようになります。
このブログでは度々申し上げさせてもらっていることですが、もし優劣をつけるとするならば肥料も重要な作業・要因の一つなのですが夏の間に健全な葉をしっかりと育てることが何よりも重要となるのです。
そんな秋の肥料まきを開始した本日ですが、茶畑へ向かう道の途中でイシガメと遭遇しました。まだ小さめのイシガメでありすぐにはカメだと気付くことが出来なかったので一瞬焦りましたね。
どうしてこの場にいるのかははっきりとは分かりませんが、先日の大雨で流されまいとして山の方まで登って来たのではないかと思われます。要らぬことだったかもしれませんがそのままだと車に轢かれる可能性もあったため、軽トラックの荷台へ乗せいつもカメを見かける川の近くへと運ぶことにしました。
イシガメの卵をふ化させ川へ返すような事も以前何度かしましたが、その孵化させたカメであったら少し嬉しいですね。