こんばんは。
相変わらず残暑厳しい日が続いていますが、本日はお昼過ぎから黒めの雲が目立ち始め夕方には少し強めの雨が降り出しました。そこまで激しい雨では無く雨が降った時間も長くはありませんでしたが、土に水分を供給する恵みの雨となってくれたことだと思います。
先日まで秋の肥料まきおよび浅耕作業を行ってきましたが、雨が適度に降ってくれれば肥料と土がより馴染みますし肥料成分がチャノキ(作物)に吸収されるためには水分を介する必要があるため雨が降らない日が続いたらどうしようかと思っていた所でした。
近年は雨の降り方に変化がみられているように思いますが、今年は雨が降らない期間が続いたと思えば連日雨が降ったり一度に非常に大量の雨を降らせたりと、雨の降り方に大きく振り回されている一年であるように思いますね。
やや遅れ気味
そんな今年の雨の降り方の影響を特に受けてしまったのが深刈りを行った畑です。
一番茶を収穫し終わった5月に深刈り作業を行い葉っぱが付いていない状態にし、その後伸びて来た芽の上部を7月下旬に刈り落としました。
7月下旬はちょうど高温かつ少雨の時期真っ只中。ちょうど芽が伸び始めていくタイミングで雨が少なく水分の供給が不足する状態となってしまったため、芽伸びが悪い箇所があったり生育が遅れたりするなどの影響が出てしまいました。
写真の部分は比較的芽伸びは良いのですが、若干芽の数が少なく生育も平年と比べると少し遅れ気味です。そして中には刈り落とし後にほとんど芽が伸びてきていない所もあるため今年は反省すべきところが多くあります。
もちろん秋のナラシ作業が始まるまでにはまだ時間があり多少は改善するでしょうし、残暑も厳しいので秋のナラシを実施する時期を遅らせ生育期間を伸ばす方法を取ることも出来るので悲観する必要は一切無いのですが、今後のお茶づくりに活かすために今できる反省はしっかりと行い記録していきたいと思います。