日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

落ち着いた雰囲気の秋の茶畑

こんばんは。

今日の川根町上河内地区は朝から曇り空。それでもお昼過ぎ頃までは青空が見えることもありましたが、夕方からは雨がパラつき始めましたね。明日にかけてはまとまった雨となる予報も出ているので、降り方には気を付けて過ごしたいと思います。

なお、本日は久しぶりに茶畑の見回りを行いました。

天気の都合やほかの用事などで明るい時間帯に茶畑に行くことが出来ていなかったのでこの点は少し反省…。数日ぶりの茶畑は日の当たり方も多少は影響していたでしょうが、ずいぶん落ち着いた緑色になったように見えましたね。

 

その一方でちらちらと黄緑色の芽が目立つところもありました。

一部の畑の裾部分(チャノキの畝間に接した部分)では芽吹いてしまった芽がそれなりにあり、さらにそれが生長したことで遠くから見ても黄緑色になっているのが分かるほど変化していたところです。

裾刈りを行ったのは9月下旬頃でありまだまだ気温が高い時期。その後の気温も高く推移していたため条件的には再び芽が伸びてきやすかったと言えます。収穫や品質に影響が出るような所での再萌芽では無いのですが、あまりにも量が多かったため今後は作業を行う時期を遅くすることなどを考えていく必要もありそうです。

またシカがチャノキを踏み付けた場所も増えており枝が折れたり表面が乱れている箇所も見られましたね。今後予定している大きな作業には葉面散布がありますが他に大きな作業は無いため、再萌芽した芽や踏み付けられた箇所の枝葉を刈り整える作業を進めていく事になりそうです。