日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

遅れて色付くとあるカエデの木

こんばんは。

今日は朝の冷え込みがここ数日で比較すると厳しくなり-3℃まで下がりました。晴れて風が穏やかだったこともあり放射冷却で冷え込みが厳しくなったのかなと思います。当然のことながら本日も霜が降りたものの、湿度が低いことが影響しているのか茶畑が真っ白くなるような霜にはなりませんでしたね。やはり連日の晴れで乾燥が進んでいるのだと思います。

 

乾燥が厳しくなればインフルエンザなどが流行りやすくなるなど体調面への影響が出やすくなったり、火事などの危険性が高まる事も考えられます。そして当然のことながら、水が不足することで作物などの生育に影響が出てしまったり、生活用水などに影響が出ることもあるでしょう。雨続きになるのも厄介ではありますが、最近は晴れが続いており乾燥気味であるため、土が十分に占めるような雨が降って欲しいと願う気持ちが強くなる一方です。

 

クリスマスですが

本日はクリスマスであり冬を象徴する日ですが、実は身近な所にまだ秋らしさを感じる物があります。それは紅葉したカエデの木です。

この木は元々遅れて色付き、周りの木がほとんどの葉を落とすような頃に最も鮮やかになる特徴があります。そのため、冬らしくなった頃に秋らしい光景を目にすることが出来る木ではあったのですが、今年は暖かな気温が影響し平年より紅葉がたいぶ遅れました。もともと遅れ気味だった今年の紅葉の影響と遅れて色付くこのカエデの木の特徴により最近になってようやく見頃を迎えたのです。

まさかクリスマスの頃に見頃を迎えるようになるとは思いもしませんでしたね。何なら年明けまで葉っぱが残りそうでもあるので、もしそのような事になればかなり珍しい事になるでしょう。