日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

一番茶まで残り4か月を切りました

こんばんは。

年が明けて4日が経過。今日は土曜日であるためまだお休み期間な印象が強いですが、平日であれば少しずつ日常生活が始まっていくタイミングになりますし、年末年始のお休み感は徐々に薄れつつあるように感じます。明後日より日常がいよいよ始まるという方も多いのではないでしょうか。

 

一番茶まで約4か月

少し気の早い話になりますが、年が明けたという事で一番茶シーズンがより近付いてきたように感じます。昨年の10月にナラシ作業を行いお茶の木の表面を刈り整えましたが、この時は収穫まで残り約6か月と半年近い時間が必要になります。一冬越す必要もあるため体感的にかなり先の事のように感じてしまいますね。

今は冬真っ只中ではありますが、冬の真っ只中ということは長期的に見れば今後は暖かくなっていく時期になります。さらに春の肥料まきなど主要な農作業も増え始めるため、まだ4か月近くの時間が必要ではあるものの体感的にはかなり近付いてきたように感じるのです。

 

また、秋のナラシ直後はまだ芽が小さく存在感はほとんどありません。

しかしその後少しずつ膨らんでいき、今でははっきりと分かるほどの膨らみがある状態になりました。この差も収穫シーズンが近付いてきていることを感じさせる一因になっているでしょう。今月下旬ごろになれば春の肥料まき(1回目)で使用する肥料が届きますし2月からは3か月連続で肥料まきを実施します。そのほかにも防除や葉面散布などを行う事もありますし、本格的に動き始める時が近付いてきていますね。

今年はどのようなお茶の芽が伸びてくれるのか、少し怖くもありますが結果が出なければ反省も改善も出来ないため楽しみにその時を待ちたいと思います。