日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

再び行っている芽や葉の摘み取り

こんばんは。

今朝も寒さ厳しい一日となりました。手元の温度計では最低気温はそこまで下がりませんでしたが日中の最高気温は7℃。さらに風も強く吹き付けている状態だったのでかなり寒く感じましたね。洗濯物も湿っているので冷たいのか、それとも乾いているけどただ冷たくなっているだけなのか少し迷ってしまうこの頃の寒さです。

 

なお、本日は今シーズン初となるニホンジカの捕獲を行いました。設置しているのは箱罠であり、捕獲はあまり期待できるような状態では無かったため見回りをしたときは少し驚きましたね。命を自分の手で奪うため精神的にくるものがありますが、かと言って現状を見て見ぬふりをしていたり自分以外の誰かや何かに責任を押し付けていたのでは事態は悪い方向へしか進まないでしょう。大変なことも多いのですが、目を逸らさずにしっかりと向き合うべき物事だと思っています。

 

教科書的な再萌芽した芽

昨年12月頃から少しずつ進めている再萌芽してしまった芽や飛び出た葉っぱなどの摘み取り。面積的にはそろそろ折り返しは過ぎたと思います。

ただ一度摘み取りを行った場所であっても、シカなどに踏み荒らされることで再度乱れてしまう事もあります。そのような場合は再度手直しをする必要があるため、全ての畑で摘み取りを終えたとしても完了とは言えませんが…。2月になれば春の肥料まき1回目や防除などの作業を行うため、それまでには一通り作業を終えたいと思っています(深刈りした畑を除く)

地味な作業ですが一番茶の収穫時に影響が出てしまうため欠かせないこの作業。

上の写真は典型的な再萌芽した芽です。ここまではっきりと大きく伸びている芽はほぼ無く、典型的な再萌芽した芽の例として写真を撮らずにはいられませんでした。大半はこの半分以下の大きさの芽やペラっと立ち上がっている葉っぱを取り除いているのですが、小さく数は少ないとしてもやや目立つ存在であるため、取り除くとお茶の木の見た目も僅かながら良くなります。