日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

雪化粧

こんばんは。

今日は昨日に続いて夜の間に舞った雪により地面がほんのりと白くなっていました。日中はしっかりと日差しが届いたためすぐに融けてしまいましたし、降った雪の量も少なくそれほど積もらなかったのは有難い限りですね。

山に囲まれた地域であるため少し環境が違うだけで雪の降り方が変わります。今回に関してはいい感じで山が壁となってくれたのでしっかりと積もるほど降ることは無かったのでしょう。ただ風向きなど少しでも状況が違っていればもっと積もった可能性はあるので、何か影響が出てしまうほどの降雪にはならず良かったです。

昨年の秋に植え付けたお茶の木たちにとって今回の寒波は厳しいものとなっているでしょう。まだ地面がしっかりと見えるような状態なので冷え込みの影響もより受けやすく、もしかしたら今回の寒さによる影響が表れるかもしれません。

今ある葉っぱが落ちる程度であれば春になり新しく芽を伸ばすことで復活は出来ますが、幹となる部分にダメージを受けているとその後の生育に大きな支障が出ることは避けられないでしょう。天候によるものなので仕方が無い面もあるのですが、今後のお茶の木の状態を注意して見ていきたいと思います。

なお大きいお茶の木に関しては今回の寒波および雪による影響はまず心配しなくて良いと思います。冷え込みは心配していたほどの気温ではありませんでしたし、強い風が吹いていたことで雪が畝間に吹き飛ばされお茶の木の上にはほとんど積もりませんでした。

 

もし、しっかりと積もるほどの量の雪となっていればその冷たさで芽がダメージを受ける可能性もありますし、あまりにも積雪が多ければその重さにより枝が折れるなどの被害を受けることもあるので、そのような事態にはならず良かったと思っているところです。