日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

肥料”まき”は一旦終了 浅耕へ

こんばんは。

今朝の川根町上河内地区は手元の温度計で-5℃と今シーズン一番の冷え込みとなりました。寒波の事を考えると昨日とかの方が気温が下がりそうですが、風が強かったこともあり気温の低下が抑えられた一面があるのでしょう。今朝に関しては風が穏やかであり空も晴れた状態。放射冷却が発生しやすい状態だったのでここまで冷えたのだと思います。

 

その一方で日中は比較的過ごしやすい陽気となりました。特に風がそこまで強くなく、さらに気温も10℃まで上がってくれたので作業で体を動かし続けていると若干汗ばんでくることもありました。寒波による冷え込みも今後は解消されていくと思われるので、春らしさを感じる機会も増えていくのではと期待しているところです。

 

”まく”工程は一旦終わりに

2年ほど前までは肥料をまいたらその部分はその日のうちに浅耕(軽く土を耕し土と肥料を混ぜ合わせる作業)まで行っていました。ただこの方法だと若干効率が落ちてしまう事と軽トラックの荷台のスペースが少し窮屈になってしまうことから、昨年くらいから肥料をまく工程を先に行いその後に浅耕をするようになりました。この変更により少しだけですが作業をしやすくなりましたね(^^)/

 

ただ天候によっては完全に肥料をまき終えるのではなく、ある程度まいた段階で浅耕を行う事もあります。今回の肥料まきではこのケースになりました。

 

天気予報を見ると水曜日の夜から雨が降りそうな情報が出ています。予想されている降水量もそこそこありそうなので、雨が降る前に土と肥料を混ぜ合わせ馴染ませる必要があると判断しました。

ただ明日月曜日と水曜日は所用のため作業を行うことは出来ず、雨前に確実に作業を行えるのは11日の火曜日のみとなってしまいます。この一日だけでは全ての畑で浅耕作業を終えることは出来ないと思ったので、肥料をまく工程はいったん終了。浅耕作業に移り肥料をまいたところは雨前に土と混ぜ合わせておく予定でいます。

とは言え、肥料まきの方もすでに9割5分くらいは終えています。本当にあと少しなので”まく”方を終えてしまう事も考えたのですが、浅耕まで確実に終えられる自信は無くこの判断をしました。

 

作業の進め方に影響を及ぼしてしまう雨ではありますが雨が降ってくれることにより肥料と土がより良い感じで馴染むでしょうし、肥料成分を吸収していくためには水分が欠かせないので(今はまだ寒く活動し始める前なので吸収はされませんが)多すぎる雨でなければ肥料をまく作業の後に雨が降ってくれることは実は有難かったりするのです。