こんばんは。
2月も下旬に突入し平年であれば春の気配が強まりつつあるタイミングになるかと思いますが、今回は寒波の影響で再び寒さ厳しい日がやって来ています。本日は手元の温度計で最低気温が-4℃、最高気温が-9℃と冷え込みました。もっと冷え込みが厳しくなる日もあったので気温の数字自体はそれ程異常なものでは無いと思いますが、この時期にここまで冷え込むこと、そして冷え込みがしばらく続くことに関しては少し驚きましたね。
ただ、今回の寒波が過ぎ去ってしまえば最高気温は10℃台の春らしさを感じられそうな予報が続いています。一気に春らしさが増すのではないか・・・と期待している一方で、今まで気温が低く急に暖かくなることで植物の生育が進み過ぎてしまうのではないかという不安もあります。
特にお茶の芽は本格的に生育が始まると厳しい寒さや霜などへの耐性が弱くなる特徴があるため急激な気温変化が怖くもあるのです。
季節が進むことに期待と不安を同時に抱えているこの頃になります。
秋植えお茶の木の現在
11月下旬に植え付けを行ったお茶の木。秋植えを行うのは今回が初めてであり、ちゃんと活着をさせることが出来るのか、育っていけるのかやや不安な面もありました。
植え付け後は根の張りが不十分だったりするので、一時的に葉っぱが枯れ落ちてしまったり、中には根付くことが出来ず枯れてしまう木も出てきてしまいます。完全に枯れてしまった木は回復させることは出来ないので予備のお茶の木を代わりに植えることとなるのですが、葉が完全に落ちてしまっていても芽さえ生きていれば回復は出来るのでその見極めが必要ですね。
あくまでも今の所の状態ですが、芽まで完全に枯れてしまっている木の数は想定よりも少なく済んでいます。0では無いのはやや悔しいところではありますが、枯れてしまう木が少なく済むのは嬉しくもあります。
今後の生育がどのようになるのか今の段階ではまだわからないことが多いです。
秋に植えたことにより根の活着が進んでいれば春植えよりも芽が早く伸びてきてくれるのではないかと期待しているのですが、果たしてこの期待通りに進んでくれるかはしっかりと観察していきたいですね。
芽が早く伸びてきてくれれば(あくまでも春植えの場合と比較して)その分本年の生育期間が長くなりより大きく充実しやすいと言えます。生育1年目により大きくなれば2年目の生育も比例するように良くなり、より早く収穫を迎えることが出来るのではないかと思っています。
何が何でも早く収穫することを求めているわけではありませんが、こちらの畑はとある学校と連携してお茶づくりを進めているところになるので、なるべく早く収穫を迎えることが出来ればと思っているところなのです。