こんばんは。
最近は寒波の影響により朝方を中心に寒さ厳しい日が続いています。手元の温度計で最低気温が-4℃となるのは本日で5日目、氷点下となるのは7日目です。まだこの時期は寒くなることもありますが、ここまで安定して寒い日が続くとちょっと体に堪えます。
ただ、この寒さはもう間もなく終わりになるのかなと思います。今後は気温が一気に上がり逆に暖かくなり過ぎるのが辛い日々になりそうなので、体調管理などには気を付けて過ごしたいと思います。
防霜ファンの点検
昨日の朝にはこの時期恒例となる防霜ファンの点検を行いました。
防霜ファンは春先の霜からお茶の芽を守るための器具。稼働させるのは地域によって多少の違いがありますが、3月中旬ごろから一番茶の収穫時までになります。
そのため稼働させる時期が約1か月後に迫ってきているといえるのですが、そのタイミングになって故障などが判明した場合対応が遅れてしまうため、事前に一斉に点検を行うようにしているのです。
点検の項目としてはファンが回転するか、そして首振りをするかどうかです。防霜ファンは言ってしまえば大きな扇風機であるため、家庭用の扇風機と動き方は変わりません。違うのは設定した気温を下回るとスイッチが入り動き始め、上回ると切れる点でしょうか。普通扇風機は暑いときに使う物ですが、茶畑の扇風機(防霜ファン)においては逆に寒い時に利用するような形となります。
そして事前の点検となった昨日、ファンが回転しなかった物を2基。ファンは回転しても首振りはしなかった物を1基見つけることが出来ました。特にファンが動かない場合、それもより広範囲に風を送るファンの場合、実際利用したいタイミングでそれが動かないと生育に大きなダメージが出てしまうこともあるので、事前に発見出来て良かったです。問題があったファンに関しては後日、修理および点検をお願いし萌芽シーズンに備えます。
なお昨日の時点では首振りをしなかったファンですが、本日再度確認をしたところ正常に動きました。ファン自体が回らなければ点検修理が必須となりますが、ファンは回り首振りはしない・・・という状態だとちょっとしたショックを与えたりしばらく時間が経てば動き始めることもあります。本日の日中、それも比較的暖かい時間帯に再度動かしたところちゃんと首振りもしてくれたので良かったです。