こんばんは。
今日の川根町上河内地区は朝からお昼頃を中心にまとまった雨が降りました。川の水もここ数か月間では最も多くなったかなと思うほどの量になったため、それなりに雨量もあったのだと思います。
そしてこの時期の雨はお茶の芽の生育にも影響してきます。
雨が多すぎれば水っぽくなってしまったり、早く大きく育ちすぎてしまったり、雨天が続き収穫が遅れるなどの事があります。逆に雨が少なすぎると芽がパサついたような潤いが足りない状態になってしまったり、収穫量が減ったり、ダニなどの害虫が発生しやすくなってしまったりすることもあります。
一概に言えるものではありませし明確な基準を設けるのも難しいのですが、1週間から10日程度に1回はたっぷりと雨が降るような状態だと有難く思いますね。そのため今回の雨は、ここ最近の天気、今後しばらくの天気予報から考えると有難いお湿りとなったでしょう。今後の芽の生育が楽しみになります。
植え付けたお茶の木たちも
芽が育ってきているのは主たる茶畑だけでなく、苗木を植え付けて間もない畑でも少し遅れて芽が育ってきました。植え付けたばかりであり根の張りが不十分なので、芽の生育の始まりがやや遅くなる傾向があるのですが、昨日確認したところしっかりと芽吹いてきていました。それぞれ、少し前の状態見比べるような形で写真も載せてみます。
生育の状況がよく分かるように同じ位置で写真を撮れるようにしました。
今はまだ萌芽しつつあるような状態ですが、今後の生育には期待できそうな芽の状態であり、ゴールデンウィークの終わり頃にはしっかりと芽が伸びて来たお茶の木の姿を見ることが出来そうです。