日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

一番茶シーズンは折り返しくらいに・・・

こんばんは。

久しぶりの投稿となりました。上河内地区での一番茶シーズンもそろそろ折り返し地点となります。今後はより忙しい日々に入っていく事になる一方で、溜まりつつあった疲れも出てくる頃になります。そのような状況で怖いのが事故や怪我。これらを発生させてしまったのでは、当然のことながらお茶づくりに大きく影響してしまうため、事故や怪我は最大限の注意をしながら取り組んで行きたいと思っているところです。

一番茶シーズンも折り返し頃となったことで、今年の傾向も段々と掴めてきています。今年の傾向としてやはり目立つのは量の少なさでしょうか。芽数がやや少なめなことが大きく影響しているのか、全体的な傾向として収穫量が少なめとなっています。

さらに上河内地区では平年以上にみる芽での収穫を進めています。このことも収穫量減に大きく影響してきているのです。みる芽で収穫するという事はより若い状態で芽を収穫するということ。芽が小さくても充実した物であればある程度の重量があるのですが、絶対的な重量としては減ってしまいますね。

しかし出来たお茶の品質は決して悪くはありません。シーズン中盤でもシーズン初期くらいとあまり遜色のない物が出来ています。今後もこの傾向を維持できるように力を入れてお茶づくりに取り組んで行きたいですね。