日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

挿し木をするために残した一番茶の芽

こんばんは。

5月もうすぐ折り返しとなりますが、今年の5月はそこまで暑い日が無く外作業も快適に行うことが出来ています。昨年までは真夏日となったり軽く動いただけでも汗をかいてくるような気温となることがありましたが、今年に関してはそのような傾向はありません。近年は極端な暑さが続くことも多いので、今年は少しでも穏やかな状態になって欲しいものですね。

 

挿し穂にしていきます

一番茶の収穫が終わりその後に行う管理作業を進めているこの頃ですが、実は一番茶の収穫をせずに残している部分もあります。

この部分はこのまま生長させ成熟させた後、挿し穂にしていきます。挿し穂は「挿し木」によって苗木を増やす際、新たな木となる元の部分です。

今後予定しているお茶の木の改植で植え付けたい品種があるのですが、お世話になっている販売元には現在その木の提供がされていなかったため自分で苗木を作る判断をし、一番茶として収穫せずにこのように残しています。

 

挿し穂にするお茶の芽は、本来であればもう少し芽一つ一つが大きく育つような状態が良く専用に準備するのがベスト。しかし今回は一番茶直前に挿し木を行うことを決めたため、ベストな状態では無いものの挿し穂としていきます。

実際に挿し木を行うのはもう少し先の事になりますが、ブログの方でもしっかりと投稿していきたいと思います。