5月も終わりが見えてきたこの頃。
最近は雲が空を覆う事の方が多い日が続いていましたが、今日は久しぶりに青空が広がったことで日差しの有難みを享受することが出来ました。
なお、昨日の夜に雨がしっかりと降ったことでお茶の木は雨露でびっしょりと濡れた状態。お昼頃まで合羽と長靴を履いての作業となったので、気温はそれほど上がらなかったものの結構汗をかくことになりましたね。晴れていたので露も早く乾くかと思いましたが、お昼頃まで濡れたままなのはやや想定外でした。
そんな本日も昨日に続いて肥料まきを実施。当初の予定では明日の午前中くらいまでかかるかと思いましたが、順調に作業を進めることができ夕方には一通り撒き終えることが出来ました。ただ、これで終わりではなく土と肥料を混ぜ合わせる浅耕作業を今後行っていく必要があります。
浅耕も地味に重要な作業であり、肥料が土に馴染むことで分解されやすくなったり保持されやすくなる(流亡の防止)などの効果を得ることが出来ます。肥料は土にいる微生物たちに分解されることで植物が吸収しやすい形へと成分が変化しますし、近年の極端な大雨などを考慮するとしっかりと土に肥料が保持されることは肥料の効果を得る観点からも畑外へ肥料が出てしまう事を低減させる観点からも欠かせないでしょう。
役仕事や天気の都合で今後は茶畑での作業に取り組める機会が少なくなりますが、良い二番茶そしてその後の生育を支えるために省くことなくしっかりと取り組んで行きたいと思います。