日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

芽の生育を待つお休みと挿し木の実施

こんばんは。

今日も上河内地区はまるで梅雨明けの頃のような天気そして気温となりました。急に暑さが厳しくなったのでまだまだ体が暑さに慣れていませんね。熱中症などのリスクはより高いと思うので、水分補給などをとにかく意識的にしつつ農作業の方を進めていきたいと思っています。

そんな暑さ厳しい本日。天気も朝から晴れとなりましたが、二番茶の収穫はお休みになりました。まだ芽が小さめなこともあり、育つのを待つために時間を空けた形になります。

 

平年であればどんどん収穫が進む頃になりますが、今年は5月下旬から6月上旬にかけてそこまで気温が上がらなかったため、芽は思ったほど大きくなっていません。であれば、芽が大きくなってから二番茶を開始するのも一つの手ではありますが、梅雨時期という事もあり雨で収穫が行えない可能性もあります。

ここ数日はしっかりと晴れた日が続いていますがそれはあくまでも結果論であるため、今日のように意図して休む判断をすることも出来るようになりました。明日からは再び二番茶づくりを再開しますが、一日空けたことにより芽もそれなりに育ってくれたことだと思います。

 

挿し木の実施

今日は天気が晴れという状態ながらも芽の生育を待つために休みにしたため、以前から取り組みたかった挿し木を行いました。

 

今回は趣味程度の挿し木ではなく、将来的に茶畑にするための苗木づくりになります。増やすお茶の木は早生品種の「おおいわせ」苗木の注文書の方に記載が無かったことから挿し木を行う事に決め、一番茶を収穫せずに一部残していました。

 

ただ挿し木用に残していた芽は思っていたほど伸びず、状態は最適とは言えませんでした。量の方も想定したよりは少なかったですね。

それでも現時点で350本程度の挿し木は出来ています。十分な量ではありませんが、少なすぎるという訳でもありません。そして急ぎで苗木を用意する必要のある取り組みでも無いため、まずは今回挿し木した分をしっかりと育てていきたいと思います。

 

最近は晴れて気温が上がっているので土が乾きやすい状態。まだ根が出ていない挿し穂にとっては乾燥は大敵なので、疲れていたり忙しくても水やりは決して忘れないようにしていきます。