日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

ホイロ上げと来年の一番茶へ向けたお茶づくり開始

こんばんは。

昨日そして今日は梅雨が戻ってきたような天気となっている川根町上河内地区です。この2日間は半日ほど外作業を行い、雨が降っている時間は事務作業などを済ませるなどしていました。

また月曜日はお茶工場の大掃除とホイロ上げとなりましたね。

大掃除が完了し機械によってはシートなどを被せたので、これで2025年のお茶づくりが終了したことをより感じるようになりました。寂しさを感じるとともに、取り合えずお茶の生産を無事に終えられたことに安堵と感謝の気持ちを抱いているところです。

 

ただ、大きな仕事が完了したからと言って休みにしていくわけにはいきません。お茶の木の手入れを行い、来年の一番茶を育てる土台となる三番茶芽の生育をしっかりと支えていく必要があります。

まず行うのは裾刈り作業と浅刈り作業。

裾刈り作業はお茶の木と木の間の畝間部分に伸びた枝葉を刈り落とし、作業をしやすくするためのものになります。浅刈り作業はお茶の木の表面を刈り落とす作業の1つ。ナラシ作業よりは深く、深刈り作業よりは浅い位置で枝葉を刈り落としていきます。

 

特に浅刈り作業に関してはまた改めて書いていきたいと思っていますが、この作業を行う事により黄緑色がかった茶畑は濃い緑色へと変化していきます。その色合いの変化が美しい時期でもありますね。

疲れが溜まっている状態ではありますが、もうひと踏ん張り頑張っていきたいと思います。