日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

夏の青空の下

こんばんは。

川根町上河内地区はここ数日、午後になると雲が広がり始めるものの結局夕立にはならずに終わってしまうような日が続いています。雨が降ってくれさえすれば夕方から夜にかけて過ごしやすくなるのですが、曇ったままで終わってしまうので一番蒸し暑さが堪えるような状態。朝方になると23℃程度まで気温が下がってくれるので過ごしやすくなりますが、夕方の蒸し暑さに関しては少し不快に感じる日々が続くことになりそうです。

 

そんなこの頃は、お茶の芽の生育に合わせて防除作業を進めています。

この時期に行うのはチャノミドリヒメヨコバイ(通称ウンカ)を対象としたもの。この虫は蚊が血を吸うようにお茶の芽から樹液を吸う虫になります。吸われてしまった芽は生育が低下したり、酷い場合には焦げたような縮れた状態になり大きな影響を受けることになるのです。

これでは良い芽は育ちません。収穫対象の時期であれば収穫は行えない可能性がありますし、収穫しないとしても次の芽の生育など将来的な生育にも悪い影響が出てしまいます。なお、紅茶などにする場合は特徴的な香りが出ることもあるので、あえてこのような芽を生み出し収穫することもあります。

この虫への対策として、二番茶後の浅刈りを行い住みかとなったり樹液を吸う部分を減らしています。これにより密度を減らすことは出来ていますが、増殖のスピードが速く数が少なくても影響が出てしまうので、増加し始めるくらいの早い段階で一度防除をするようにしているのです。

夏の青空の下、農作業を進めているこの頃。今の芽の状態は結構良いと思うので、このまま順調に育って欲しいものです。